Japanese

“「読書レビュー」「組織の掟」#60″

佐藤優著書「組織の掟」を読みました。

佐藤優著書「組織の掟」を読みました。
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この本では著者が官僚として働いていた経験から「日本組織の掟」とは何かという「問い」にして言及している。

組織の掟=物理の法則
物理の法則とは水が高いところ低いところへ流れていく原理を示す。組織もそれと同じで、汚い仕事・厄介な仕事は下降部に流れて行き、最終的に下が処理をするようになる。つまり、「部下が仕事をして、上司はその責任を取るためにいる」と良く聞くが、これは「組織の掟」を正当化するための建前にすぎない。

これに加えて、日本の組織に適用される「暗黙の了解」が2つ存在する。

1. 上司は絶対に正しい。部下は絶対に服従すべし。
2. 上司が間違えている場合も、上司に絶対服従すべし。

私もメキシコ働いて4年が経つが、何度もこのような「暗黙の了解」を適用される場面に出くわしました。
現在の日本の組織が変化し、このような「暗黙の了解」が消えるつつあるのは理解しているが、残念ながら現状ではまだ多くの組織の中で適用されている。

私の見解では、この目に見えない力が「考える力」を吸い上げ、言われて事するだけの「ロボット」を作りあげているように感じる。

では、組織に加わって学ぶ事は何か…

1. 雑用仕事にも意味がある。
スキルとはある作業を継続的にやり続けることで得ることができる。しかし、人間は怠惰な生き物で、その気になって努力しても長続きしない。
組織とは強制的に人を鍛え、スキル身につける仕組みを持っている。「雑用も全力で取り組め」とはそこから由来するものである。

2. 誰のために仕事をしているのか考える必要性がある。
組織では働いている相手の立場・価値観・性格などが合致したスタイルで仕事をする必要がある。
「相手への思いやりが足りない」と上司から言われているメキシコ人を良く見かけます。。これは「相手への優しさ」ではなく、「相手への配慮」が足りないことを意味している。そのため、何時間もかけて作った提案書が一瞬でオジャンになってることが多くある。

以上の2つのポイントは今後社会で仕事をしていく上で、職種に関係なく、必ず必要になる力だと思います。「組織の掟に従う下部になるのか」意識的に組織の良いところ利用し、「組織の中で生きるという選択をする」のかは自分次第ということですね。

購読ありがとうございました。

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